交通機関がないため、タクシーに乗って家電量販店に行く話は昨日書いた。移動のための交通機関がほとんどないため転居後10日ほどで2万円ぐらいがタクシー代で消えている。まずは住所変更のため市役所や、免許証書き換えのため警察署や、新しい地方銀行の口座開設などを行うための移動である。タクシーも呼ばないと来ないし、時間もかかる。警察署前でタクシーを待っていると不審がられもする。
スーパーや郵便局に徒歩で行っても人とすれ違うこともない。駐車場を通って車にも乗らず、荷物抱えて歩いていると不審がられ、ゴーストタウンか、ここは、と思ってしまう。田舎が如何に車社会かよくわかる。バスもほとんど便がなく、接続も悪いどころか「ない」。そっから先どうやっていくのだ?ということばかりである。
一応免許は持っているが、30年にわたり運転していないので、すこぶる自信がない。というより周りが怖がる。(^^;)
そのうちに教習所へ行って中古車を購入することにはなるだろうが、それももうちょっと先である。コニュニティーバスや乗り合いタクシーなどがあるようだが、路線図と運行表を見てみると高齢者の病院巡りに近い。ということで、近場のスーパーへは不審がられながら徒歩で行っている。
そして今は実家の外回りの片づけをやっている。ペンチやスパナやノコギリを使用して廃棄物と格闘し、ごみを出すために日夜戦っているのである。何十本もある腐食した角材や竹竿、50以上の空の植木鉢、何年も使用していないダニの温床になっている座布団、日の目を見たこともない大昔の食器や鍋、開いたことがあるのかわからない書籍、壊れている家電製品など、果てしない戦いが続いている。親はどれも必要とわけのわからないことを言うので隠密作業である。隠密作業のすえ、物がなくなってすっきりしても親はなくなったことさえ全く気付かない。 ゆえにスペースが開くとまたどんどんものを置く。悪循環であるが、最終的にすべて自分にお鉢が回ってくるのはわかっているのでやるしかない。自分も将来こうなるのかと思うとぞっとする日々である。
あっという間に一日が終わり、体中が疲弊している。ヤバいな(^^;)
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