温故知新?

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 景気がいいのか、悪いのか、よくわからない。新聞にはカラーの全面広告が何ページにもわたって掲載されたりしている反面、御持たせのお菓子の包装紙は紙のランクが落ちているように思う。高級感のあったお菓子が、包装紙という見た目から脱落しているように感じるのは私だけだろうか。中身で勝負なので見た目など大したことではないのかもしれない。それでもつやつやした紙を剥がしていく楽しみがちょっとランクダウンでもの悲しい。まあ、それでも日本は過剰包装といわれていたので、シンプルでいいのかもしれない。
 昔はああだったとか、こうだったとか、言い始めたら年寄りの証拠であろうが、進化とかイノベーションとか言われて大事なものをなくしていないかと振り返ることも必要ではないだろうか。便利さと引き換えにいろいろなものを手放してきたように思う。
 兎角、若者は老人の話を面倒に思う。かく言う私も聞いてはいなかった。古い話を使えない話として処理していた。今になって祖父母の話をもっと聞いとけばよかったなと思うことがある。聞いていなかったために答えが探せなかったりするのである。

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