月がでたでェたァ

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 中秋の名月である。満月と重なるのはまあまあ珍しいそうである。お月見団子とススキをお供えしているところは日本人なら想像できると思うが、実際これをやったことのある人は少数派であろう。
 かく言う私も子供の頃の記憶が一度あるだけで実際、お月見団を三方に重ねたことはない。しかし風情としての記憶は誰にでもあるような気がする。
 月が美しく見えるのは空気が乾燥して水蒸気が少ない場合らしいので、秋は、月の登場にもってこいである。そして月は身近に宇宙を感じる天体でもある。アポロが飛んで以来、ウサギが餅つきをすることはなくなったが、まだまだ謎に満ちた不思議な天体である。
 誰もいないところで月を見上げると、月に見られているような錯覚に陥る。何も悪いことをしていない(?)にもかかわらず見透かされているようである。そんな力がムーンライトにあるような気がするのは私だけではあるまい。
 月見にかこつけて和菓子を買ったりする。ついでにピンポンマムとススキも添えて。

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