何屋かわからないという話をしたが、銀行も保険を売る時代になったようだ。しかも介護保険。ダイレクトメールが郵送され見てみると、痛いところを突いてくる。「ご家族に迷惑をかけない生き方」みたいなことが記載されているのだ。施設に入る頭金の話もある。そして月額の保険料が安いということだが、保障額は高い方の保険料での話で、それほどお得感はない。
昼間のテレビCMに健康食品や健康器具が多く、それを飲んだり使ったりすると「若々しく元気な体になる」と思わせるようなストーリー仕立てになっていると、何となくいいような気がするものである。まさに売る方から見ると鴨がネギ背負っているようなものだ。
疲れたカモネギに「さあさあ、背中の荷物を降ろして」といって誘導した後、カモが気づいたら新しいネギを買わされ背負わされて、鍋の前に立っていたということにもなり兼ねない。商売は足元を見るところから始まるらしい。カモーン。
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