手負いの解体屋

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 電子ピアノを粗大ごみに出すことにした。ピアノは行政の粗大ごみでは引き取らないが、電子オルガンということでゴミに出すことが出来るらしい。収集回収まで1か月ほどあったので、ほったらかしにしていたが、バラバラにしなければマンションの階下まで持っていけない。とりあえず解体することにした。
 昔買ったときにはすでに組み立てられていたので、バラバラにできるか不安であったが、そんな高価なものではないので解体はできるだろうと思っていた。
 まず一番重い鍵盤部分を外す。固定されているところが大きく3か所ある。ネジを緩めながら左右、真ん中、左右とバランスを取りながら緩めていく。小さなプラスマイナスドライバーが頼りである。鍵盤が外れると支えていた足に取り掛かる。金具がたくさんついているのと、ネジ山が隠れているところがある。どこから外せばいいのだろうかと一旦離れて見て考える。絶対やってはいけないこととしてネジ山を無理に回して潰してしまうことである。こうなるともう二度と緩めることはできない。
 力もかなり必要であるが、ホレ何せ、五十肩のままであるから足の板を支えながら外すこともなかなか難しい。自分に負荷をかけずに取り外すことに、いつも以上に考えながら実行した。時間はかかったがお陰様で完全にばらすことに成功した。いつもなら適当にやって失敗するのだが、今回は手負いのため手順をよく考えながら解体した。何が幸いするかわからないものだ。やれやれと思ったところで、来週はパソコン台の解体が待っている。がんばれ!五十肩の私!!

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