さわやかさの購入

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 先日、風の強い日にバス停で待っていた。雨が降り出すとバス停の軒にも降り込んでくる。セミロングの髪なので風に煽られ、メデューサの頭のように四方八方に広がる。蒸し暑いこともあって、煽られた髪の毛が顔に張り付く。一旦張り付くとなぜか強風でも張り付いたままである。顔を動かしただけでは微動だにしない。手やハンカチで顔から引きはがす。風が何度も吹くので何度も顔に張り付く。額にビタッと張り付くと、ものすごくかっこ悪い。慌てて引きはがす。
 早くバスよ、来てくれ、である。髪の毛を手でつかんで、顔に張り付かないようにするのだが、短い髪の毛が頬や額に張り付く。ダッサダサである。
 後ろに20代くらいのセミロングの女子が並んでいた。彼女の髪も風で煽られているが、気にせずスマホを扱っている。彼女の場合、髪が顔にかかると、頭を軽く振るだけサッと髪が顔から離れる。張り付いたりしないのである。なんで?
 どうやら、シニアなると顔からの分泌物と髪の毛の質が変わるらしい。ベターっと張り付く髪は顔を振っただけでは剥がれないのである。風に煽られてもさわやかな世代とそうでない世代がくっきり分かれてしまう。あーあ。
 しかし、マダムはそんなことでは諦めない。髪質を制御しサラサラヘアになる高級トリートメントを買ってお金で解決を図るのである。効果があるといいけど。(^^;)

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