大寒も過ぎた。次は立春であるが、受験生と同じで春はまだ遠い。冬の寒さを思い知るのはこれからなのだが、ダウンコートに身を包むことが多くなる。
ちょっと前までコートの断捨離をしていて、ダウンコートを着る機会は少ないなーなどとたわけたことを言っていた。
「ダウンコートのフードって邪魔だし、フードのせいでカジュアルになって通勤には向かないし、地下のコンコースは暖かいから厚着の必要ないしな」
それが大馬鹿野郎であることに気づいたのは、雪が降った日である。行きはよいよい、帰りは怖いで、午後から「風雪ながれ旅」状態で、帰りに吹きっさらしの道では、傘を差してもフードをかぶらなければ風雪は防げなかったのである。ありがと、ダウンである。
たまにしか使わない雪の日用ブーツも翌日のアイスバーン状態のときに活躍した。コートもブーツも頻度が少ないからといって断捨離の対象にはならないことを思い知った。 そしてまた「いつか使う」と捨てることができない状態になるのであーる。
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