捨てたもの

ブログ

 毎年、防災の日に見直していた非常持ち出し袋(袋ではなく自前リュック)だが、中身をほとんど捨てた。リュックも経年劣化していたのでこれも捨てた。本当にこれを背負って被災するか考えた時、非現実的であると思ったので、非常持ち出し袋の存在を失くしたのである。中身を見てみると我ながら準備がいいと思った。
 スリッパや携帯用医療品、着替え、軍手、マスク、トイレットペーパー、小銭、テレホンカード、筆記具、リュック用鍵、傘、雨具、防寒具、眼鏡、地図、ホイッスル、三角巾、レジャーシート、ビニール袋大中小、携帯用ヘルメット、ソーラーパネル付きラジオ付き発電式ライトなどなど。
 でも、本当に必要かどうかわからなくなったのである。持ち出すのはせいぜいIDの入った財布と携帯ぐらいが限度であろう。履いて出る靴とその辺にある上着(これも季節による)を掴み、それと首から掛けるライトで精一杯だ。そう思うと袋の意味がなくなって来たのである。それよりも外に飛び出さなくていい場合の籠城グッズを考えた方がいいと思った。食料と水の確保、トイレ用品、さしずめそんなところだろうか。
 家から離れなければならない場合と、いる場合、どちらかといえばその判断が難しいが、あまり神経質にならず、持ち出す順番シミュレーションをしておこうか。

コメント

タイトルとURLをコピーしました