招福・開運

 大掃除である。年末に慌ててやらずに日頃からやっていればこんなことにならないということは多い。それでも発破が掛かるのはこの時期だからである。
 前々から気になっていたのは浴槽の扉である。スライド式の3枚扉なのだが、建付けが悪く開けにくい。重い腰を上げて取扱説明書を見ながら外すことにした。扉の開け閉めの調整のページは熟読したが、3枚の扉を外して、予測以上に恐ろしく汚いことを目の当たりにした。
 まずは清掃からである。カビや汚れやほこりを取ったまではいいが、頑固なのは水垢である。ガジガジにこびりついている。こんな時のために「シリコンへら」を常備している。私の掃除の友である。へらでガジガジを剥がしとるが、洗剤で緩めてからへらでこさぎ取らねばびくともしない。3枚扉全12面をガジガジやると、腰にガンガン来た。扉がきれいになったら、調整部分のネジを緩めて締め直す作業が6面である。これだけやって建付けが直らないと報われないなあと思いながら、天井も汚いのが目に付く。浴槽や風呂桶や水栓部分やトレイ掃除などで、結局風呂場だけで3時間を要した。
 建付けは何となくよくなったような気がする。よくなっていないと扉を外した意味がない(*_*)。まあ、もうちょっときれいにしたいところはあったが、エネルギー切れである。
 それでもそのあと玄関掃除をして脚立に登り玄関の正月飾りをつけた。思うのはただ一つである。「絶対、福よ、来い!」である。まだまだ掃除は続くし、正月料理の下ごしらえもある。がんばれ私!

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