昨夜のワールドカップは残念であった。ベスト8の道は険しかったのだが、ワールドカップの舞台に立つまでの道のりを考えると多くの人にとって感慨深いものであろう。
私がワールドカップなるものを知ったのは20代のはるか昔である。その頃はサッカーおやじの間で登る話題程度であった。海外の試合がテレビで放映されることも少なく、おやじたちの話は分かりにくかったが、マラドーナ選手のことを知ったのもその頃である。それまではサッカーといえばペレ選手ぐらいしか知らなかった。
考えてみると、当時まだ生まれてもいない子たちがワールドカップのピッチに立っているのだから凄い。時間の経過とともに着実にコツコツと貫き通すものがあるのだ。
試合の精悍な顔つきと対象に負けて悔しがる涙顔に、サッカー少年のようなすがすがしいものを感じるのは老婆心といえるかもしれない。
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