休みの日に撮り溜めた録画番組を観ることにした。『フットルース』である。1980年代の青春映画である。映画のサントラ盤は恐ろしく売れたと思う。日本でも邦訳させてドラマの主題歌になっていた。
この映画、映画館で観たのだが、半ばミュージカルのようにダンスシーンがある。主演のケビン・ベーコンがとても若いが、その後の『トレマーズ』や『激流』とあまり印象が変わらない。
話の内容は単純でひねりはないから、安心して観ていられるのだが、筋は覚えていてもシーンはいくつかの場面しか覚えていなかった。
オープニングの足だけを写してのダンスシーンは当時、奇抜に思えたが、今となっては「こんな感じだっけ?」程度であるから、人間も年月が経つとスレていくのである。
フットルースは単純だが、スクリーンからロックンロールを感じて十分楽しめたのである。ちょうど、家の中から外に音楽を持ち出すことが始まっていた時代と重なっている。Almost Paradise!
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