判断の基準

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 突発事項に弱い。突発に弱い本領を発揮するのは交通機関の遅延である。どうするどうする、待った方がいいのか、取りやめた方がいいのかと決められない。
 先日も出張時に大雨で新幹線が止まった。陸路を行く鉄道は出発地が曇りでも途中の気象に大きく左右される。途中が通れないのであれば止まってしまうのだ。
 だいたい出張時は早めに行動する。自分の方向音痴も加味しているからである。相手先の約束時間に間に合うかどうかで、出張を取りやめることも考えるが、遅延時間によっては微妙になる。現地で昼食を摂るつもりでいたのでその時間をなくして乗り換えに間に合えばと、うんうん計算して1時間までの遅延と考えた。ふと見るとキャンセルや振り替えの列もでき始めた。どんどん長くなるのでこちらもすぐ1時間待ちになるだろう。
 駅に着いた時には遅延の情報はなく、トイレに行ってミネラルウォーターを買って改札口に行ったら人が溢れていたので、乗車前30分に状況は変化していたのである。だから家を出るときには全然予測していなかったのである。
 しばらくすると発車未定から変更になり1時間10分遅れと4本前の新幹線の表示が出た。すでに1時間以上改札前にいて掲示板を見ていたのだ。とはいうものの実際に出発するのはもっと時間がかかっている。 自分の乗る新幹線は約1時間遅れと出た。一か八かで改札をくぐり駅弁を買ってホームに来た新幹線に乗った。発車は1時間7分遅れとアナウンスがあった。えーいままよと腹をくくった。着いた新大阪駅でぎりぎり在来線に乗り換えた。まあ、運は良かったのだが、帰り(日帰り)にダイヤが戻っているにも関わらず何故かこのあとも難儀したのである。

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