体調の良し悪し

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 日頃、健康はありがたいと思っているが、身に染みないとわからないタイプでもある。どこか悪くなって、改めて「なんともない」ことがどれだけ自分の行動を広げるかわかるものである。
 普通に過ごしていると「体調が良い」とは考えないものである。私の場合、具合が悪くなってから「体調」を気に掛ける都合のいい人間である。もともと体は丈夫な方でないが、それなりに問題なく生活していると調子に乗って、少々の無理は効くと勘違いしてしまう。
 久しぶりにお腹が下った。おそらくノロウイルスで苦しんだ時以来かもしれない。ノロウイルスに(たぶん)罹ったときにはお手洗いから1メートルも離れられない状態であった。確信できないのは病院に行っていないからである。行ける状態ではないともいえる。下痢や嘔吐が治まれば病院に行けるのだが、症状が回復すると特に病院に行く必要もないので、確定診断はついていないのである。
 今回、夕方から明け方まで、何度もトイレに立った。しかし、あのノロウイルスに比べればずっと余裕がある。「止まれば直る」と思い、薬も飲まずとりあえず悪いものは排出することにした。
 寝室とトイレを往復しながら、翌日やろうと思ったことは、いとも簡単に泡と消えるものと実感した。計画は健康の上に成り立っているのだという当たり前のことにさえ、お腹が下らないとわからないのである。おさ湯を飲みながら、「体調良く動けるありがたみ」を腹で感じている。とほほ。

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