レディ‘80s

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 古臭いなあ、と思ったのは学生時代に該当する1980年代である。巷には聖子ちゃんカットが横行し、ハマトラだのJJだのが流行った時代である。ドラマでその時代が再現されて見ていたのだが、懐かしさより年月の経過を感じてしまった。頭の中では時間の経過は理解できるのだが、思い出としての残像はそんなに古臭くはなかったのである。当時の流行りや街並みを突き付けられると「そうかぁ、もうそんなに経ってしまったのか」とどんよりする。若さは一瞬であることを思い知るのである。だからといって若者に「今」の大切さを語ったりはしない。当方にもっと年上の方が今の大切さを語らないのと同じである。
 「今日が人生で一番若い日」だと若造に言われたくないのは、「花の色はうつりにけりな」で「命短し恋せよ」と知っているのであるから、畳みかけられたくはないのである。そして人生の無駄遣いも若造よりずっとずっとやってきたからである。 何を言っても誰しもこの時間軸からは逃げられない。見据える前は後ろより短いのである。「明日ありと思う心の仇桜」にならないようにせめて愛でる時間もカウントしたい。

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