先日、佐賀県に到着した。とは万歩計である。歩く距離で日本地図を書いていくのだが、東京を出発したのが2011年であるから、すでに12年目である。
東京から太平洋側を北上して北海道を周り、日本海側を南下して佐賀県に辿り着いた。今は長崎県に向かっていて、日本地図の完成度は53%で、あと半分近く残っている。何度万歩計の電池を交換したかわからないし、途中、何度もさぼってほったらかしにしていた(大体2年で地図は完成するらしい)。
10000歩、歩くと万歩計の伊能忠敬先生から「よくやった」とお褒めの言葉が入る。先日佐賀県に到着したら花吹雪ともに笑顔の先生が出てきて佐賀到着を知らせてきた。
今日はあまり歩いていないのでしかめっ面の先生は「努力せよ」と怒ってらっしゃる。時々通りすがりのキャラがいて励ましてくれるのだがいつ出てくるかわからない。
このスマホ時代に万歩計ですか、といわれそうである。スマホから見ればちゃちであろう。しかし長崎まで170㌔以上あるのがわかり、足で稼いでいくのだ。ということで水戸黄門のテーマソング「ああ人生に涙あり」が頭に流れるのである。
万歩計の名前は「新・平成の伊能忠敬」であるが、ダラダラしている間に「令和」になってしまった。それでも平成を引きづって歩いているのである。
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