今日は重陽の節句である。一般認識としては桃の節句や端午の節句に比べれば、かなり低かろう。はっきりいって当方も同じであるが、ふと思い出したのである。
菊を見ながら菊酒を飲んだり、栗ご飯を食べたりする程度しかわからない。菊の花は年中みられるのであまり季節感はない。
しかし、菊のバリエーションはたくさんあるし、フラワーアレンジメントでも「マム」といってよく使用する。ピンポンマムなどは丸くてかわいい。大輪の花になると生け花などにも使用するだろうが、結構なお値段である。特にお正月に買おうものなら価格がアップしている。それでも手頃なスプレーマムもある。仏壇などに供えていたりする。
菊は汎用性が高い。葬式用の花のイメージはすでにないのである。芸術的な花びらと色合いでてとても豪華なものもたくさんある。
スーパーにはある程度チョイスされた花が一包みになって売っている。取り合わせは卸の花屋さんの好みであろうか。その中で菊をみたが、ちょっと寂しげな色合いで売れ残っていた。
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