現在進行形の出来事

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 日経新聞に「私の履歴書」というコラムがあるが、面白そうだと思ったときには毎日楽しみに読んでいる。
 里中満智子さんのコラムが先日終了した。里中さんといえば少女漫画の巨匠である。面白く読ませてもらった。「世界まるごと・・・」というクイズ番組にもよく出演されていてお茶目な方でもあった。ご自身は様々なご病気も経験されているが、それでも探究心は尽きずに多くの作品を描かれている。とても博学で、漫画界の将来にも深くかかわって活動されている方でもある。
 この世代の女性漫画家の作品は、まさに70年代から80年代にかけてジャストミートでハマって読んでいた。青池保子さん、大和和紀さん、大島弓子さん、萩尾望都さんと枚挙にいとまがない。漫画しか読んでいなかった時期でもある。
 少し前に青池保子さんがテレビに出ていて、作画される様子が紹介されていたが、ここまでこだわるのかと思うぐらいに細部を大切にされていた。今はコンピュータを使って描く人も多い中で、手書きの作業は本当に疲れると思うが、楽しいとおっしゃっていた。 描かせてもらえなかった頃を経て、自分が描きたいものが描けるというのが何よりの喜びということらしい。漫画を読まなくなって久しいが、溢れる情熱が今も現在進行中であることが驚きであり、また読んでみたくなった。

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