エイプリルフールである。アメリカのアニメを子供の頃に見ていたらエイプリルフールを「四月バカ」と訳して放映していたが、当時は何のことかわからなかった。
毎年海外のニュースですっとぼけたネタの「嘘」が人々を笑わせていた。今はどうだろうか、不謹慎だろうか。海外の笑いはよくわからないが、それでも苦笑するぐらいのネタは欲しいところである。
嘘をつくのはよくないと教えられるが、たいていの人は嘘をついたことはあるだろう。小説の名は忘れてしまったが「坊主の髪と嘘はゆったことがない」といけしゃあしゃあという婆さんが出てくる話があった。人を傷つけないおもやりの嘘は「ホワイトライ」というらしい。真っ赤な嘘に対する言い回しだろうが、人は時々優しい嘘をつく。そのニュアンスはAIに理解できるだろうか。ディープラーニングで習得できるのだろうか。
優しい嘘は言われた人にもそれが嘘だとわかることがある。そのとき人は相手の思いやりをただただ受け取るだけである。
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