プーチン大統領とその側近らしき人が夢に出てきたその日の昼、私はスーパーに買い物に出かけた。とても寒い日で車を有料駐車場に停めて外に出るとお手洗いに行きたくなった。
スーパーのトイレはイマイチなので、すぐそばの大病院のトイレに行くことにした。そしてトイレのあと、スーパーへ向かう途中、病院内のカフェで暖かいものを飲むかとふと思いついて、カフェオレを頼んだ。トレイに乗せたカフェオレを自分で運んでテーブル席に置こうとした瞬間、肩からバッグが滑り落ち、トレイに激突してカフェオレを、席に、床に、自分のバッグと靴とジーンズにぶちまけたのである。
お店の人をすぐ呼んで対処してもらったのだが、席の両隣に人がいなくて本当に良かったと思う。ついでにカップ&ソーサーも割れなくてよかった。
とりあえず、お店の人の好意でもう一杯カフェオレをもらった。おとなしく反省しながら思ったのは、へんてこりんな夢を見た後は、通常では考えられない失敗をすることが多いという自分のジンクスである。プーチン大統領とモル濃度計算の夢が私の行動をおかしくした可能性は大である。
しばらく、このカフェは自ら「出入り禁止」にしようと思いながら、お店の人に頭を下げた後、逃げるように去ったのである。
夢と現実
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