老親を携帯ショップに連れて行ってパスワードの変更を行ってきた。親は内容があまり理解できていないので、店員さんと私が話を進めていくのだが、本人がいて、本人確認書類も写真付きでなければ変更は認めてもらえない。いろんなことが厳しくなっているのは、詐欺や横領が多いからであろうか。
それはともかく、老親は耳が遠いのである。そのレベルがどんどんひどくなって、補聴器でも聞き取れないことが多い。店頭でも伝えるのが大変であった。補聴器を月一回調整に行ってもよく聞こえているとは思えない。
以前はテレビが大音量で近所迷惑であったが、テレビはデジタル音なので間にトランスミッターをかませてブルートゥースイヤホンに飛ばすことによって、大音量から周りが解放された。トランスミッターには2つイヤホン設定ができるので、両親それぞれが自分の音量で聞くことができるようになった。
補聴器もデジタルバージョンでいいものがないか考えている。そうしなければ、全く生活が成り立たないのである。玄関のインターフォンが鳴っても、人が勝手口をノックしても、すぐ横にいてもわからないのである。外では車が来ている音や建物の館内放送のみならず、とっさに「あぶない」といわれてもわからないのである。危険察知能力が全くなくなるのは本当にあぶない。
現代の文明の利器が何とかしてくれないか、期待している。
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