巡る季節の中で

　なんだかわからんが暑い。外は27℃というから夏日を超えている。お陰で洗濯物は乾き、布団が干せるのはありがたい。
　家の中の北側の方は室温が低く、湿度もなくてまあ過ごしやすい。暖房器具に違和感を持つくらい、11月とは思えない。
　しかしながら、どこかで一気に寒さが来るのではないかと戦々恐々としている部分もあることは確かだ。それでも寄せ植えが枯れたら花を変えねばと思っていても、なかなか枯れないし、夏の花を咲かせている。とりあえず普通に水やりはするが、変な天気である。
　夏から冬に急激になるのではないか、秋がなくなってしまうのではないかという人もいるが、イチョウは落葉しているからまあ秋は来ているのだ。
　先日テレビでイチョウはジュラ紀の頃からある植物だといっていた。つまり恐竜がのそのそ歩いていた時代からあるらしい。 私のウォーキングコースには1本だけイチョウの木がある。銀杏の匂いがするまで気づかなかったのだがそこそこ大きな木である。気温が高いながらも季節は巡っているのである。