今年度の半分

「はい、上期終了となりました」といっても何もない。非生産的な日々が終わっただけである。すっかり腑抜けとなって社会復帰はかなり難しい。
　先日、雇用保険の終わりについて書いたが、職安のお姉さんは「支給が終わっても職安でのご紹介はできますので是非足をお運びください」と仰っていた。まあそうだろう。
　いつも不思議に思っていたのだが、職安の前にサラリーマン風の男性が立っていた。雨でも酷暑でも関係なく立っているのである。ずっと何だろうと思っていたらバイトの勧誘であった。たまたまその勧誘で、駐車場から出てきた若者をキャッチしていたので、そば耳を立てていたら、何やらあやしい。学歴、経歴不問、紹介だけで高収入などといっていた。ギリギリ職安の敷地外で、見るからにヤ○キー崩れのような若者に話しかけていたので、なるほど効率はいいかもしれない。私がそばを通っても人材キャッチャーはちらりとも見ない。
　いろんな意味で職を求める方と募集する方がなかなかうまくいかないのであろう。職安の仕事検索でもいつも「至急」が出ているところがあったりする。 世の中の仕事からかなり疎くなってきたが、このまま下期に突入しそうである。