日本の夏2

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 暑い、とにかく暑い。うだるような暑さである。水分の補給が肝心であるが、やたらと喉が渇くのはまあいいとしよう。高齢者になると喉の渇きも怪しくなるらしいので。
 納涼の一つとして花火大会がある。少し気温が下がって夜空を愛でながら涼む花火であるが、納涼には程遠いなあと思っていた。
 先日、近くで花火大会が催された。音はバシバシ聞こえるのだが、怠惰なため出かける気にはなれない。数年ぶりということで、昼間から夜店の準備もたくさん行われていた。しばらくお祭りもなかったことから、的屋の皆さんの準備にも熱が入って道路までせり出している。
 花火大会の会場まで徒歩で行ける距離であるが、人も多いだろうと足が向かない。しかしかなり大きな音がしているので、表に出てみたら、高く打ち上げられた花火が見えるではないか。
 ラッキーである。少し風もあることから、煙で見えないということもない。家の前の暗がりでひとり花火を見上げているのは非常に怪しいが、蚊に刺されないようにちまちま動きながらみているのでさらに怪しい。
 花火の反対側には相当丸くなったお月様が上がっている。ほぼほぼ満月である。ダブルでラッキーである。外に出ると微風があって意外に涼しく感じるので、納涼気分である。
 生の花火がいつ以来だったか思い出せないくらい久しぶりであった。のぞき見花火だけど。

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