春の感じ方は人それぞれである。花粉症の人はムズムズ感だったり、梅の花が咲いたり、新芽が息吹いたり、鳥の鳴き声が増えたりと自然に教えられることもある。当方の春は外に出た瞬間「あっ寒くない」と感じるときである。冷え切った空気が真冬のものとは明らかに異なっている。そしてマンションにある小さなボケの花が開き始める時だろうか。
知人は、飼い猫がベランダに出て日向ぼっこをし始めたら「春が来た!」ということらしい。猫は居心地の良い場所をよく知っているので、快適ゾーンが部屋の外になったときに季節は変わるらしい。
受験生にとっての春はもう少し先かもしれない。新入社員の春はもう予定されているだろう。何かに踏み出す一歩が多いこの時期に、たくさんの人のチャレンジが報われるようにと思う。遠い国の戦火の下で怯え暮らす人々にも明るい兆しがあることを願っている。
コメント