梅雨明けがわかりにくい。雨が降ったりやんだりだけではなく、暑さも異常である。この湿度の高さがやる気をさらに削いでいく。
というのが理由で、何もしたくない。働くなど論外である。とはいうものの収入がないのもつらい。年金は一体いくらになっていたっけ、などと急に思い出して日本年金機構からのお知らせハガキを見る。月額で計算するとバッグ1個も買えない金額に改めてため息が出る。
兎角この世は住みにくいらしい。持っている株価は下落し配当金は雀の涙で、自分の資産を洗い出したところで「ぴえー、これっぽっちか」と思うだけである。
今にして思えば、社会人になってからでは「お金の勉強」は遅いのである。満を持して、社会に飛び出ていくには学生のうちからの勉強が必要であろう。
しかし10代の頃に60代の金勘定と経済はわかるまい。今の10代の人に投資や貯蓄について教えたところで、なーんにもならないと思っている。おそらく今の若者が還暦を迎えるころには貨幣経済はかなり変わっているか、もしくはないと思うからである。そして、同じように苦しんでもらおうじゃあないかと反老婆心で思うこの頃でもある。
コメント