実家の廃棄物処理担当者

　ゴミ屋敷問題というのが取り沙汰されているが、「ゴミ納戸」「ゴミ倉庫」「ゴミ床下」「ゴミ庭」というのが当家にもある。
　どうしてこうなった？と思うことしきりなのだが、使えもしないものがやたらとたくさんある。その中の一つが消火器である。使用期限は10年、今年で切れるものが転がっている。勝手口床にあるため油まみれで下が錆びている。どうするよ、これ？というわけでググった。
　新しく中身を入れ替えで販売店に持っていく、廃棄処理をしてくれるところに持っていく、エコリサイセンターでゆうパック引き取りをお願いする、という選択肢があった。消火器を持っていくこと自体車なしの私にはできないので、ゆうパック引き取りにすることにした。センター窓口（＠大阪）のおじちゃんは、「まあできなくはないけど、高いから持ち込みにした方がいい」と持ち込み場所を教えてくれたのだが、やっぱり無理である。
　ゆうパック引き取りは代引きで送付状と専用箱が来る。梱包したら着払いでゆうパックの連絡先（通常の郵便局では引き取らないらしい）に電話して引き取りに来てもらうのである。梱包方法も図解されているのでその通りに正しくやる。
　引き取りに来たゆうパックの人が「私は10数年やっているけど、こんなの初めてみた」というので「私も初めてやってみました」といって笑った。
　とりあえず廃棄処理できた。廃棄処理係の仕事はまだまだ始まったばかりである。