先日かなり歩いた。地下鉄の3駅を三角に結ぶように歩く羽目になった。一駅ならば大したことはないと思い、歩き出したのはいいのだが、用が済んでUターンせずに別の場所へ向かうことにした。一瞬地下鉄に乗ろうかと思ったが、結局2回乗り換えることになるのでその駅に向かうぐらいなら一駅乗り換えをなくして、少し歩いてもいいかと気軽に考えた。途中にはなだらかな長い下り坂があって桜の時期ならば大変美しく人出のある場所なのだが、その日はとても寒く、ごみのように雪が時折舞っていて人がいなかった。昔歩いた坂であったが、反対側からくると全く風景が違って見える。案の定、坂を降りてから道に迷った。方向的にこっちだろうとあたりをつけて歩き出した。
本来ならスマホの地図ナビで歩けばいいのだが、使い慣れていないので止まってアプリを見る気にはなれず、バス通りに沿って歩くことにした。手袋を持ってくるべきだったと後悔しながら、ダウンコートのポケットに両手を突っ込んだまま、テクテクだらしなく歩き続けた。しばらくすると見たことのない商店街に突き当たった。ここはどこだ?商店街の途切れた道から並行して走る大通りが見えた。たぶんあれが地下鉄線の上の道路だと勝手に決めつけて歩いた(本当はもう一つ向こう側だった)。
途中で地下鉄の出口を見つけ寒さに負けて降りて行った。ここから先は目的地まで電車で行こうと、その地下通路をかなり歩き駅に着いた。すっかり疲れて体も冷えた。軽く1万歩は歩いたなとスマホの万歩計を見たら、4850歩だった。えー‼マジですか、体、間違いなく衰えてます…。とほほ。
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