鈍ること

　毎朝、天気予報を見るが、ほとんど人もそうだろう。そして自分の予定と照らし合わせるのである。洗濯はできるか、傘は持っていくか、服装はどうするか。
　天気が気になるのはそれなりにスケジュールがあるということである。晴れようが雪が降ろうが構わないというのは、よほどの富豪か、人生からドロップアウトしてやることがない人かもれない。
　最近気温のアップダウンで、気になるのは服装である。在宅勤務であるとドロップアウト人のように気温の変化による服選びは関係なくなるが、それでも出勤はゼロではない。
　今、何着たらいいの？と不安になる。コートは早いか、ジャケットだけでは寒いか、ストールは持っていくかと考えるものの、やたらと判断に迷いが出る。
　先日もやれどうするかいなと出かける前日に天気予報をチェックしながら服装を考えていたが、とあることに気づいた。
　服の選びと合わせ方が鈍っているのである。これとこれに前は何を着ていたっけ？と思い出せないのである。アイテムがたくさんあるわけではないのでパターン化されているはずであった。そして、ん？断捨離したか？いや、残したか？と記憶も定かではない。家に引きこもることの怖さを思い知ったのである。(^^;)