家の庭に雪柳の木がある。春になると白く小さな花を咲かせて枝垂れてくる。冬の間は枝だけが貧相に伸びでいるのだが、暖かくなり始めると葉をつけ始める。かつて家の庭にあった雪柳は大きかった。しかし父に切られて丸坊主になり抜かれたものを、植木屋さんが別のところに植え直してくれたようで、元の半分以下ながら形が悪くとも咲いている。
前日まで全然咲く気配がなかったのに一気に咲いた。殺風景なところがいきなり白くなるので目立つ。隣近所にある雪柳も、歩道に植えられた雪柳も前日までは咲いていなかったのに、申し合わせたように同日に咲いた。
ソメイヨシノであれば、クローンと聞いているので同じタイミングで咲くのはわかるが、雪柳はそこかしこに、どちらかといえば雑多に植えられているにもかかわらず、「せーの」とタイミングを合わせたように開花した。
微妙な温度差が引き金になるのか、よくわからない。いったいどうなっているのでしょうね。もしかして『そろそろですかね』『準備できてまっせ』『こっちもOKです』などと場所が離れていてもテレパシーで連絡を取って『3月〇日、開花!決定』となっているのか。いずれにしても、おみごとです。
開花テレパシー

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