身体に流れるもの

 典型的冷え性だと思う。身体は暖かいのに、足は氷のように冷たく感覚がない。それでしもやけも復活したのだろう。
 以前、余りにも冷たいので足の甲に使い捨てカイロを置いて靴下をはいたことがある。しかし一向に暖かくならない。古かったのかなと思ったのだがそんなことはない。足に体温がないのでカイロが発熱しないのである。
 先日は病院へ母の薬を取りに行った。受付の前で体温センサーがあり、体温が正常であれば写真入りの用紙がでてくる。ところが、そこを通過できない。近づいてくださいと何度もいうので、ドアップで近づいているのだが、31.2℃とか32.2℃で反応しないのである。
 何度もセンサーの前をウロウロしていたら「熱はなさそうですからどうぞ」と受付の人に言われた。内心、その体温なら死んでいるだろうがと思った。
 掌の生態認証の銀行カードもダメである。冬になるとATMで全く反応しなかった。ATMに行くときは、ポケットの中でカイロを温め、センサーに手を乗せる時には、甲にカイロを乗せてお金を引き出していた。銀行の人は不思議がっていたが結局、生体認証は外した。
 友人曰く「その体には何が流れているんだ?」と。血液だと思うんだけどなあ。

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