焼き菓子の達人

ブログ

  もう終了してしまったのだが「ソーイング・ビー」というアマチュアの裁縫技術を競う番組が好きだったことは以前にも書いた。
 なんと、そのお菓子バージョンがあった。「ベイク・オフ」というもので、どうやらこっちから派生したのが「ソーイング・ビー」らしい。
 その番組では出場者をベイカーと呼んでいる。つまりお菓子を焼く人である。早朝のBSで放映され、ちゃんと見ていたわけではないのだが、ルールはほぼ同じである。1ラウンド3つの課題があり、一人ずつ落選していく。
 日本人にはなじみのない焼き菓子が出てきて、心誘われることは少ないのだが、基本の焼き上がりがびっくりするほど事細かにある。しかも合否をつける男性の先生が辛口で歯に衣着せぬ感じで鋭い。「グサッ」と突き刺さるようなことも言えば「両手放し」で褒めたたえることもある。しかし勝負が終わって落選した人へのコメントはとても暖かい。
 こういう番組はその勝負が真剣かどうかで見る人を引き付ける。だから先生の「基本ができてない」とか「冒険がすぎる」とか「素材があってない」とか「台無しにした」とかの本音コメントに見ている方もドキドキするわけだ。 私も昔ケーキやタルトを焼いたことはあるが、比べものにならないほど高度な知識と技が必要である。技術と発想、そして時間と正確さ、ベイカーの世界は深く、素材を知り尽くさねば勝ち残れない。ひたむきに一生懸命、そして「好き」が伝わってくる番組であった。

コメント

タイトルとURLをコピーしました