商店街が開店休業状態を通り越してシャッター街になってから久しい。商店街の柱広告も色が褪せて、すでにない店の名前を掲げていたりする。アーケードの屋根が朽ちていたり、取り外されているところもある。これがもっとひどくなったらスラム化するだろう。出店したいという人もいるらしいが、店舗の持ち主が昔と同じ高い賃貸料を設定するので借りられず、郊外に出てしまうということも起こっていると聞く。すでにさびれた商店街の賃料だけが時代錯誤的に高いのである。
そんなわけで、金物屋、家具屋、手芸屋、果物屋、時計屋、靴屋、呉服屋、おもちゃ屋等、そしてデパートも消えた。
椅子を買い替えたいと思っても家具屋がない。郊外に「お値段以上なんとか」はあるが、家具屋ではないから、とりあえず的な学生が使うようなものしかない。
そこそこの値段でそこそこの距離でそこそこの品揃えの街の家具屋はどこへいったのだ?電車に乗って出かけた、全国展開の売り場面積の広い〇塚家具でも欲しいものは見つからない。
椅子は通販で購入とはいかない。座り心地が重要だからである。さてどうしたものか。困っているが、今のところ解決策がない。
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