少量の購買

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 万年筆のインクがないので買いたいと親が言うので、文具店はどこにあるのだと検索すると繁華街から文具店は消えていた。郊外にあるらしい。
 しょうがないのでネットで買おうとすると、本体より送料の方が高い。なるほど街から文具店が消えるということは、すぐに手に入らず高額になるということでもある。
 以前住んでいたところは文具店が3店舗ほどあった。その一つは駄菓子屋のように子供がよく集まっていた。店の手前には子供向けやキャラクターグッズの商品、中ほどは社会人が使うような文具が、奥には専門家が使うようなものが取り揃えてあった。私も時々、便箋やファイルやカード、それこそ万年筆のインク、ボールペンの替え芯などを買いに行った。
 日用品の必要なものがすぐ手に入る環境を当たり前のように享受していた。それは田舎であっても同じであったはずだが、商店街はシャッター街に変わり、当時の看板を残したまま閉店している。ちょっとだけ、これだけを買いに、というパターンは小売店がなくなってしまった今、難しい。ボールペンの替え芯を1本だけ欲しいのに、大型スーパーや量販店では5本組とか、まとめて売られている。1本売りでは商売にならないからであろう。
 さて問題の万年筆のインクであるが、郊外に行くには、車で苦手なバイパスに乗っていかねばならない。私の腕では厳しいという現実ももれなくついてくるのであーる。

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