今年は出足が遅い。というのは年賀状の準備である。毎年近くの文具屋で印刷注文をしていて、図柄さえ選べばすぐに準備は出来ていた。自宅にカタログが届いていたのでそれに〇をつけて注文する。ちゃっちゃとやるので早割となっていた。
しかし、今年は引越したので年賀状印刷をどうするか決めていない。ネットでの注文もあるようだが、やったことがないので面倒くさい。
年賀状を書かない若者も多いし、年賀状をやめたという高齢者も多い。年賀状の売り上げは減っているだろうが、配達要員の不足もあって人件費とトントンなのかもしれないなどと考えたりする。
書くのは面倒であるが、もらえば嬉しい。年に一度の近況報告である。「年賀状友達」も多く、何十年も会っていない人もいる。そう意味では生存確認である。
手書きの文を書くことが減ったので、きちんとハガキに書けなくなっている。漢字も忘れるし、字も曲がる。下手でも万年筆で書くのは好きだ。しかし、毎年カピカピにペン先が乾燥して、ペン先を洗いインクを入れ直すところから始めなければならない。そんな季節が迫っている。
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