休みの朝、かったるいなあと布団の中でゴロゴロしていたが、何やら外の天気がいい。掃除だ、洗濯だ、買い物だと頭に浮かぶが起き上がるのがしんどい。そんな日は誰にでもあるだろう。
しかし、カーテンを開けると寝ているのがもったいなくなるような青空が広がっていたら、しょうがないと腹をくくって起き上がる。一旦起き上がってしまえば、お湯を沸かしてお茶を飲み、新聞を開いて目を通す。ウイークデーならテレビをつけるところだが、休みの日は何やらうるさく感じてリモコンもほったらかす。午前中は洗濯機を回しながらぼんやり過ごす。
ところがあっという間に午後になる。何もやっていないことが気になって、掃除機をかけ、洗面台やトイレを掃除し、スーパーに買い物にいって物色して帰ってくると、もう夕方近い。そうするとそこから一気に休みの終了に向けて加速する。食事を作り、食べて片付け、風呂に入ってとばたばたしていたら、何故か12時近くになっている。
もうこんなことを何十年も繰り返しているような気がする。一日の隙間、隙間に無駄な時間が満載でとても建設的とは言えないが、また一週間始まると思うとまあいいかと許してしまう。大成できない理由はここにある。
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