昨日より彼岸入りである。というわけで納骨堂へ行ってきた。祖父母や伯父・叔父・叔母らの遺骨がある場所である。いずれ私の老親もそこに入る予定である。
何年もお参りをせず、不義理に過ごしていたこともあり、反省の意味も込めていったのだが、今まで車で人に連れて行ってもらっていたため、自分一人で行ったことがなかった。
車の運転は怪しいので、電車で行くことにした(いずれ車で行ってみるつもりだが)。峠を越えた山間にあるその納骨堂は、その周りに併設された神社仏閣が、東南アジアの人たちには観光地となっている。
朝早く出かけたので、帰りに観光客とすれ違ったが、見事に外国人ばかりであった。昨日は雨だったが、今日は晴れていたので急斜面や階段は登りやすかった。しかしこれが高齢になると登ってくるのは難しいだろう。現に私の親は晴れていても登れない。下からエレベータでもできない限り無理であろう。
久々に行って、仏壇の中を掃除してお酒を供えて帰って来た。帰りの電車に乗る時、また数名の外国人が電車から降りてきた。人里離れた納骨堂であるが、人がやってきて、にぎやかなのは仏さんも寂しくなくていいかもしれないなあ、と思いながら帰って来た。
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