切手ぺたぺた

ブログ

 筆不精だが、たまに思いついたように手紙やはがきを書くのは好きである。時々書くだけなので、ハガキがいくらで、封書がいくらだったか忘れる。忘れるのは切手の一桁代である。ハガキだと、3円だったか、4円だったかわからなくなる。まあ消費税の関係で、途中で変わってしまったので、元値がいくらの時の消費税なのかわかなくなっている。
 封書やはがきを出すために切手に買い置きがある。前の買い置きが消費税のために変わってしまってプラスして1円切手や10円切手を貼ることになるので、そちらのほうも買い置きがある。つまり出す手紙にはベタベタと数枚貼ることになる。昔は郵便局に行ったときに記念切手が出ていれば買い求めていたので、いろんな絵柄があって出すときに楽しんでいた。
 御存じのようにメールやチャットのせいで、切手を貼って投函する通信手段はすたれてしまった。事務手続きもウェブからとか、メールでとかが主流であろう。
 お陰でポストも減らされるようだ。今は田舎にいるので、ポストも頻繁に見つけられない。出会えたとしても小さいポストで目立たない。
 新聞の投書欄で国内郵便が一週間もかかっていると苦情が出ていた。配達するのが大変なのかもしれない。郵便の仕分けの機械をテレビで見たことがあるが、それはそれは効率的でものすごいスピードであるから、人にかかる部分が時間を要しているのだろう。いろんな意味で人手がないのかもしれない。
 しかし、切手はあの小さなシールの中にアートがあり、技術があり、ユーモアがあって、お手紙文化はなくしたくないものである。今日、はがきに3枚の切手を貼って「真っすぐ貼れていないな」と苦笑いしながら投函した。

コメント

タイトルとURLをコピーしました