先取すること

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 1月も終わった。次は2月が逃げるのである。あっという間に月日は経っていく。
 会社で使用している手帳というか記録用のB6ノートがある。すぐになんでも忘れるので、その日にやったことや誰から何の連絡があったとか、いついつまでの締め切りとかミミズのような文字で、力なく(とてつもなく力なく)記載している。誰に見せるわけでもないので、だらだらと汚い文字が連なる。人が見たところで暗号のようにしか見えないかもしれない備忘録である。
 そんな中で判別できる文字は数字であるが、今年も1か月終わったところで気づいた。年がすべて2021年と記載しているのである。1か月ほど毎日書いていて気づかないのか、と自分にツッコミをいれたくなるほど、ご丁寧に昨年のままである。気持ちは2022年を迎えているつもりが、どこか欠落しているらしい。
 ついでに元号もときどき何年なのかわからなくなる。備忘録ノートともにノートカバーに挟んでいるスケジュール帳の2年分のカレンダーは西暦である。そこで、R4、R5と書いておく。いつもの私であれば夏頃「あれ?令和何年だっけ?」となること然りである。先取りして自分でボケを防いでおく自分は偉いと思う。誰もほめてくれないけど。

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