メーカーの品定め

 晴天が続き乾燥した日といえば虫干しに最適であるが、こんな日はエアコンのメンテナンスにもいいように思い、重い腰を上げた。
 暖房の季節が終わり、冷房として使用する前にやはり掃除は必要である。我が家には4台のエアコンがあるが、3つのメーカーをそれぞれ使っている。
 エアコンの使用頻度の高い老親の寝室には三菱電機の「霧ヶ峰」が設置してある。そして二番目に頻度の高い居間にはパナソニックの「エオリア」、自分の部屋と座敷には日立の「白くまくん」がある。
 それぞれの取説を開きながら、脚立に乗って掃除を始めた。自分で取り外せる部分は全部外して掃除するのがモットー?である。基本はフィルターの清掃であるが、メーカーごとに細部が異なる。そしてメーカーごとの特徴に気づいた(独断と偏見に満ち満ちているが)。
 まず長所からいうと、「霧ヶ峰」はかなり部品を取り外すことができる。中の風向きを変えるルーバーも観音開きで清掃可能である。「エオリア」は自分でやることは最小限度で自動清掃機能が充実している。「白くまくん」は他の2台に比べて単純な作りであるからわかりやすい。
 短所は「霧ヶ峰」は取り外し可能部分が多いのでやるべきことが多い。「エオリア」は反対にできる部分が少なく、汚れている部分に手を出しにくい。「白くまくん」は前面カバーが外しにくい。
 個人的には「霧ヶ峰」が好きである。理由は清掃する部分が多いだけに汚れが取れやすいのである。とはいえ、4台の清掃はかなり疲れる。ハンディ掃除機では埃の吸い取りが悪いので、脚立に乗ってキャニスター式の掃除機を手に持ってやったのも疲れの原因の一つの理由である。まあきれいになって梅雨を迎えられるので良しとする。
  ※どうでもいい話であるが、前面カバー「白くまくん」のくまの「く」の字が、こっそり熊の顔になっているのは、なかなか愛らしい。インスパイヤーネクスト!

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