ハラハラドキドキ初給油

　車にガソリンを入れるだけでも緊張する。昔はセルフ給油なんてものはなく、ガソリンスタンドの人に任せっぱなしだった。しかしなんでも独り立ちは必要である。
　バイパス沿いのスタンドに行くことにした。「とうりゃんせ」ではないが、行きはよいよい、帰りは恐いで、入る時は左折、出る時には右折となる。がんがん車が来るバイパスである。難易度を下げるため出る時にも左折でどこかで回って帰ろうと決意する。
　まあ、スタンドに入ることもうんうん悩むのだが、どうやって給油するのだ？しかもちゃんと給油場所に寄っていけるのか、問題は山積している。一度は教えてもらったのである。
　そして手順を思い出す。車の給油口は左右のどちら側にあるか、給油口開閉のレバーはどこか、ガソリンスタンドに入る前までの手順である。
　がんばって給油場所に止めたらエンジンを切る。タッチパネルで現金を選び、もらったサービスカードを入れ、現金投入。レギュラーを選んだら、給油口を開け、バシバシ静電気除去をやってホースを取り出し給油口に差し込んでぎゅっと握る。ぐぃーんとガソリンが入る。手ごたえがなくなりメーターが止まったら、ホースを戻す。（結構重いと思うのは私だけ？）給油口の蓋をバキッというまでしっかり締める。扉を閉める。おつりが出ているのでそれをもらってレシートを取る。
　ここまでですでになんか汗をかいている。やりきった感があるが、バイパスに出るという試練がまだ残っている。バイパスの方へターンして向かう。車が途切れた、ラッキーである。右折のチャンス到来。左から車が来たがスピードを緩めてくれた。初心者マークよありがとう。
　というわけで、今回はなんとかなった。次回もやっぱりドキドキすると思っている。