正月三が日といわれるが、世間はもう2日から動いている。帰省の人も明日からの出社に供えているところだろう、ぐったりしながら。
届いた年賀状の整理もしているが、昨年書いた時にハガキがいつもより余ったのは喪中が多かったからである。よって出した年賀状は少なくなっている。少なくなるといえば、会社の先輩で、定年後10年たち70歳を迎えたので最後の年賀状にするというものもあった。こうやって身の回りを整理していくのだろう。もう会社関係はいいか、となるのだ。
現役を離れると年賀状の数もぐっと減るだろう。いずれ近しい仲間だけになるだろうが、年賀状自体人気もなくなっているようだ。デジタルの時代には似つかわしくないらしい。先日若者が、書く意味がわからないといっていた。煩わしく時間の無駄であるということだ。合理的だけがいいとは思わない石器時代の人間が消えたら、過去の遺物となる日も近いだろう。 とはいえ、年賀ハガキを手に取り、写真や絵柄を見て「元気らしいな」とその人らしさを発見してへんな安心があったりするのである。
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