あれから、その3

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 一筋縄ではいかないのがインターネットである。引越し先で新たに回線を引くことにしたのだが、ひかり電話は使用しないのでインターネット回線だけを契約した。
 工事には2時間ほどかかりクレーン車がやって来た。どうやら光回線自体の電柱工事があったらしい。家の中には昔引いていた回線があったので、そこから引っ張った。工事業者はモデムを取り付け「インターネット接続できます」と帰っていった。そこからである、問題は。
 PCに接続すれば使えるというものではないことぐらいは知っている。プロバイダ設定をしなければならない。有線で繋いでIDとパスワードを入れた。しばらくすると開通した。問題はWi-Fiである。前に使っていたWi-Fiルーターを持ってきていたのでこれをLAN回線につないだ。暗証番号を入れるとWi-Fiマークが出ているので、無線はOKである、はずであるが、繋がらない。説明書を読んで「手動でやる場合」を熟読したが、繋がらない。5年以上は使っているので、もしや古くて繋がらないかとルーターを疑い買い直すことにした。
 とはいえ、近くに家電量販店はない。ネットで注文するほど理解できていない。しょうがないのでタクシーで家電量販店に行くことにした。タクシーが好きなわけではない。家電量販店に行く交通機関がないのである。
 お店の人にどれをつけたらいいか聞いて、今までと同じメーカーを買うことにした。タクシーの往復代を加えると割高であるが、致し方ない。
 説明書を広げ、接続に挑戦したが、全くダメである。何が悪いのかわからない。その日は一日中Wi-Fiにかかりっきりで諦めて布団に入ったが、もしやWi-Fiもプロバイダ設定がいるのではないかと思い、スマホで検索した。なんかそれっぽい。
 翌日、説明書を食い入るように読み返し、アプリをインストールして接続する方法を選択した。アプリではプロバイダ設定が出てきたら入れろという指示があったが、そんなもの出て来ないので入力はできない。またしても困ったが、インターネット契約に有料の設定連絡先があったことを思い出し電話をかけた。なかなか繋がらないが、「お金払ってるし」でしつこくかけてやっとつながった。ルーターの機種を伝えると、なんだかよくわからない番号のサイトをPC入力して、そうすると購入した機器のサイトが出てきて、言われるがまま、こっちをクリック、あっちをクリックでプロバイダ設定画面が出てきて入力し、またあっちをクリック、こっちをクリックで、接続が完了した。はっきりいって何がなんだかよくわかっていない。因みにルーターの説明書にはそんな内容は出ていない。
 そして、なによりルーターを買い直す必要があったか、定かではない。(/_;)

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