自分がどれだけアナログ人間か思い知らされる。というのが、ESTA申請をやって思ったことである。渡航できない期間が長く続いて、久しぶりに重い腰を上げたところ、世の中は進化し、またしてもスマホありきの世界になっている。
設定をスマホの小さな画面からぽちぽちやるのだが、太い指のせいで住所の入力やレ点チェックがずれる。顔写真も撮られるので明るいところでと、スマホをもって移動していた途中で撮られたため、たぶん陰りができて凶悪犯みたいになっているに違いない。
そして一番驚いたのが、パスポートの遠隔スキャンができるということである。ということはどこからでも電子チップの情報を読み取れることだと思う。げに恐ろしきテクノロジーよ。
申請は通常30分ぐらいで終了するが、当方は1時間以上かかった。いちいち説明動画で確認しながらやっていたのだが、小さなことでもはしょられるとパニックである。「え?この先、どーやるの?」と動画を2つ交互に見ながら止めながらで必死であった。
この先もっと、スマホが横行し、PCや電話の域をはるかに超えていくだろう。いつまでたっても慣れない私には人生修行を重ねる旅のように感じる。
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