先日、空港に行ってチェックインをして、搭乗ゲートに向かっていた。すると電動車椅子のようなカートで移動する人がいた。電動車椅子といっても手動が電動になっただけではなく、目的ゲートまで座っていれば送ってくれるらしい。貸出先で係の人が設定すると、そのまま乗っていればいいようだ。確かに羽田空港など広い空港になるとかなりの距離になる。お年寄りや体の不自由な人にはありがたいサービスであろう。
通常の人が歩いている通路を移動していくのである。人が横切ったり、通路が枝分かれしたりといろいろとカートに対する障害があるだろうが、ちゃんと進んでいく。きっとAIが導いてくれるのだろう。
私が驚いたのは搭乗ゲートまで送ってくれることではない。人を送ったあとのカートだ。どうやら貸出場所まで自動で戻っていくらしい。空のカートがひとりで?通路を進んでいくのを見かけたからだ。係の人が回収する必要がないということだ。何がどうなっているのかはわからないが、世の中の進歩に舌を巻くばかりである。
コメント