今度は老母が、病院がお盆休みの時に限って熱を出す。総合病院は開いているが、紹介状がないと普段は受診できないため、お盆は別途7700円払ってみてもらうことになる。まあそれでもいいかと思ったら、一般病院で開いているところを教えてもらい、一度老父を連れて行ったことがあったので、老母をパジャマのまま車に乗せて発熱外来を受診した。なんとか薬を処方してもらい、本人の症状も和らいだ。
しかし、当日初盆参りする予定は急遽キャンセルである。お盆期間は老親がどちらも具合が悪いのでお参りに出かけることはできない。まあ、しょうがないが、こうして不義理が増えていくのである。
これは同じように親の介護している人が言っていたのだが、周りの人も遠慮して、誘いからどんどん遠ざかっていくようになると。結局、どっぷり介護にはまり、人も去っていくらしい。なんかわかる気がする。友人からのランチの誘いがあってもお互いの時間が合わないのである。前日ドタキャンも多い。お互い事情を知っているだけに「また今度ね」というが、次回はもっとないなとお互いにわかっている。
働くこともできないので、収入もなく、大ぴらに出かけることもない、の「ないない」づくしである。「あれも見たかった」「あれにも参加してみたかった」「あそこにも行ってみたかった」ということだけが増えていく。
それでもPCやスマホを通じて、いろいろな情報は知ることができるから、まだましである。孤立はまだ防げるのである。
自分自身も弱っている。老親から風邪をもらったのである。あーあ。
介護は続くよどこまでも

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