断捨離の道具

 どうしようか迷った挙句に買ったのはシュレッダーである。シュレッダーは持っていたが手回しタイプでA4サイズ1枚ずつしか入らなかった。数枚なら問題がない。しかし硬めのハガキや枚数が多くなると、手回しは手ではなく腰が痛くなるのである。 
 そんなにたくさんシュレッダーするものがあるかといえばあるのである。もう必要のない会社時代の書類や過去の明細表など個人情報満載の紙類である。そこで電動式シュレッダーの登場である。少々やかましいがバンバン切れていくのでありがたい。
 最終的な活用は「写真」である。いったい何冊あるのだというくらいアルバムがある。実家に置きっぱなしになっているのは、誕生から20代ぐらいまでの大量のアルバムである。この前納戸の片づけで発見した。残しておくのは各世代数枚でいいのではないかと思い始めている。昔のアルバムは殺人的に重いのが特徴で、当然かさばっている。人の写真は捨てにくいだろうから、自分が生きているうちに始末した方がいいと思い始めた。昔はフィルムなので、へんてこなものも分からず現像して保管している場合がある。現像も焼き増しも高かったので、すべて台紙に貼り付けてアルバムを完成させていた。
 断捨離的にいうと写真は一番後だという。しかし、すべてを一括で片付けることはできないのでアルバムごとに断捨離するしかない。自分の写真ならば気兼ねなくシュレッダーにかけることができる。闇に葬りたい写真もあるかもしれない。
 ということで、メーカー品の刃がしっかりした電動シュレッダーを購入した。いつでも始められるように。

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