先日、美容室に行った話を書いたが、美容室までの行程で地下街の階段を下っていた。前には20代と思しきカップルが下っていた。
階段を降りながら、「どっちに曲がるんだけ?位置的には…」と考えていたら、足がもつれ右足が、カクンとなって一段踏み外した。しかし、なんとか転ばずに持ちこたえた。
ところが、踏み外した時にすごい音がしたので、カップルが振り返った。もうそのときには体勢を立て直していたので、素知らぬふりで、階段を降りかけていると、そのカップルは階段の真ん中を歩いていたのに、なんと左に避けた。
「こいつ、足元が怪しい。巻き込まれは御免だ」という感じである。まあその感覚は正しいと言える。
そのまま、通路を歩いていると、平たく何にもないところでつんのめった。履いていたのは船底型のヒールで3センチくらいの靴である。強いて言うなら歩きやすい靴である。まあそのおかげで階段からの転落は免れている。
足が上がっていないのを自覚していたが、がちがちの足首に問題大ありである。 家に帰って足首を回して見たら、壊れたブリキのおもちゃのようにカクカクとしか回らないではないか。妙に納得して、とりあえずこけなくてよかったと前向きに安堵した。
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