美しい部屋へ

 明け方まで降っていた雨が上がるといい天気になった。そこで慌てて、布団カバーを洗い、足ふきマットを洗い、がんがん洗濯機を回した。お陰でパリッと乾かせた。しかし、思ったほど気温が上がらず、日向と日陰ではかなりの温度差である。それでも太陽の光はありがたい。ダラダラした気分もやる気モードになるからである。買い物も面倒だと思っていても「行ってくるか」となるから不思議である。
 そのあと、調子に乗って納戸の片づけをしたら、途端につかれて関節炎が悪化してしまった。何事も無計画はいけないが、外に出ているものをきちんと収納したら気持ちよく過ごせるはずである。そのためにもスペースが必要になり、いるもの・いらないものの仕分けとなる。  
 そんなことをしていたら、自分の部屋が一番汚い。手を付けていないからである。よくみると本箱のガラス扉は曇っているし、テレビはうっすら埃がかぶっている。掃除機はかけているが、拭き掃除をさぼり気味であった。私の部屋こそ物があちらこちらに散らばって、落ち着かない状況を作っている。なかなか理想の美しい部屋には程遠い。

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