昼間家にいると、怪しげな電話が固定電話にかかってくる。ナンバーディスプレイにし、知り合いは登録しているので、老親には出ないようにいっている。
先日、折り返し電話待ちの業者さんと間違えて受話器を取ってしまった。内容は、不用品を売らないか、ということで、それが発展途上国支援になるという。もちろん「不用品はありません」といって切った。
不用品の買取サービスは最近やたらと多い。電話だけなく新聞広告にも入ってくる。当方もブランド品買取サービスを利用したことがあるので「査定」次第で金額が全然違ってくるのを知っている。
新聞に詐欺まがいの買取があると出ていた。訪問などで本人が売りたいと思っているもののほかに、貴金属を出させて低料金で買い取るらしい。二束三文の価値に落とされて後で気づいてもどうしようもない。発展途上国支援といってさも意義ありげに誘ってくるのも手口らしい。高齢者が狙われるらしいので、家には迂闊に上げないということが大事である。
断捨離のお陰で家は片付くのだが、反面それを逆手にとって商売にする人もいるのだろう。
自分にとって大事なものはその人なりの価値があり、断捨離の対象にも買取の対象にもならずに、その居場所を把握して大切にしまわれているはずである。
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