問い合わせの実態

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 世の中、油断も隙もないということはちょくちょくある。そういう事態がぼーとしていると発生する。
 新NISAが始まることは多くの人が知っているだろう。大まかな違いは押さえていたが、一般NISAの投信積立はそのまま継続すると思ったら大間違いであった。気がつかなければ、勝手に特定口座に入って利益が出たら課税されるのである。
 新NISAの成長投資枠に今までのファンドがあるかどうか確認し、あれば新NISAで継続できるというのでネットで調べてみることにしたら、3つのファンドのうち1つしか出て来ない。そこで電話して聞くことにした。ところが残り2つは「継続になるかどうかわからない」というのである。そして、そのまま放っておくと、継続されないファンドの場合は課税される特定口座に自動的になるらしい。1月から新NISAが始まる段階でわからないとはどういうことなのか?
 しかもこの回答を聞くのに1回の電話で3名のオペレーターが出てきた。1回目の電話で回答できず調べておくというので再度電話したら結局回答は「わからない」であるから驚きである。
 私のように微々たる額しか運用していない者のためのNISAではなかったか。金融弱者への風は厳しくボーとしていたら知らないうちに「あれ?」となるのである。
 ということで「解約」を決意したのである。旧NISAのうちに手仕舞いするつもりだが、その手続き期間にも注意が必要である。そのアナウンスは聞かない限り、絶対に教えてくれないのも付け加えておく。

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